3児パパの記録

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【書評】斎藤孝「新聞力」:新聞を読むだけで人生に影響する。考えることのおもしろさを学ぶ。

斎藤孝さんの本はいつも勉強させられます。amazonでの紹介を以下引用します。

記事を切り取り、書き込み、まとめる。身体ごとで読んで、社会を生き抜くための問題解決型の学力、新聞力を身につけよう。

また、本文中でも「毎日必ず新聞を読み、情報に接することは、その人の人生や考え方、社会的な活躍に影響する」と書かれています。

私も同意です。ただ、私自身は毎日のように新聞を読みますが、社会的な活躍に影響しているか、できているかは微妙なところがありますが、こうしてブログを書いて発信しているだけでも、新聞力があったりするのかなあとも思います。

我が家では新聞朝夕と、小学生向け子供新聞を定期購読しています。新聞社は1年毎に変えていて、今は日本経済新聞です。つい最近までは読売新聞を取ってました。読み比べると文字の大きさから内容に至るまで、同じニュースを扱っているにも関わらず、全然違うのです。おもしろいものです。マスメディアの多様性を体感できます。

脱線しましたが、新聞力。著者は、新聞を読んで、疑問に思ったり考えたりすることが大事で、新聞はそのきっかけに大いに繋がると指摘しています。確かにその通りと思います。

実は一時期新聞を取らない時期がありました。「いまどきネットで情報収集できるんだからさあー」と思っていて、今でもネットが良いだろうと思うのです。ただ、画一的な電子的記事ではなく、新聞は扱う場所、大きさ、見出しを新聞社独自の視点で、アピールしています。内容も同じく。新聞には個性(社性?)が感じられます。ネットだとどうしても個性が見えにくい。

親が新聞を読む姿を子供にも見てもらって、情報の大切さや新聞の面白さを理解/経験してもらいたいものです。