3児パパの記録

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VandorenのOptimumマウスピース

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4年くらい前に購入したアルトサックスのマウスピース、VandorenのOptimum AL3です。購入する前まではSELMERのS90を使っていましたが、私の師匠がAL3を使っていたので奮起して購入した次第。管楽器奏者にとってマウスピースを交換することは一大イベント、音色に起因する要素満載のパーツなので、選定はとても重要です。ほんとにマウスピース一つで息の使い方、音色、全て変わります。楽器本体よりも変わるかもしれません。

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AL3については、まず品質はすごくいい。触って持ってみると、とてもきれいで、ずっと触っていたいです。艶がまた良いのです。それから細部にわたって彫り込みが丁寧。ピチッと削られている。品質の高さが伺えるのです。息の入れやすさは、若干抵抗あるものの、すっと、吸い込まれる感じで入る。AL3でもっとも好きなところは、フェイシングがなだらかなことです。すなわち、口に対して鈍角な角度で入ってくる。薄いのです。厚みがあると鋭角になりがちですが、鈍角なために口の口角筋でマウスピースをしっかり支えることができる。SELMERのConceptも同じ路線ですね。写真でわかるくらいの鈍角さです。このマウスピースにリードはVandoren青箱3 1/2。組み合わせは良く、今のところ飽きのないセッティングになっています。