3児パパの記録

書評、ガジェット、サックス、子育て等、日々思う事を書きます

池上彰著「この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」」を読んで。

戦後史を学ぶ機会は意外と少ない。例えば高度成長期、公害問題、外交問題とか。高校生の頃も実は意外と少なくて、近現代と言えば明治維新、関東大震災、太平洋戦争程度だったりする。最近の外交問題も近現代の歴史認識が話題となっています。同著では、知っているようで知らない戦後史について池上彰流にわかりやすく解説され、今を生きる大学生の標を示していました。

幾つか線書きしたところを引用します。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。
自分が経験していない人にとっては、全て歴史なのです。自国の歴史を学ぶ力をつけることは、現代を生きる上での必須の教養です。
これ、ものすごく大事なことだと思いました。私自身は歴史苦手だったのですが、社会人になって仕事するようになると、教養というか、過去を知ることがとても重要ということがわかるのです。

高校生の時は出来事と同時覚える「年号」が大嫌いでした。でも、年号を覚えれば、世界とつながる。日本がこんなことしていた頃は、ある外国はこんな感じだったとか。世界観が一気に広がる。

・・・不勉強な私が言うのもなんですが、学生の頃にもっと勉強しておけばよかったと、いつも思っています。願わくは、子供達には是非勉強してもらいたいものですが・・・まあ私の子なのであまり期待しないようにします(笑)