佐藤優著「人間の叡智」を読みました。
3ヶ月くらい前に読んで、手帳に記した読後の感想です。読後、まず思ったことは「作者は超優秀な人物なんだろうなあ」ということ。文章から知識が溢れ出している、染み出ている。お腹いっぱいになります。「平行線は交わる」というリーマン幾何学を例にとったりするあたりは、もう「すごいなあ」と。
いくつかおもしろい話を記録します。
- 人生のうち、古典を2つ以上読むこと。2つ以上読むことで、物事を立体的、多視点で見ることができるようになる。
- 小説、物語を読むこと。自分では経験することができない状況を追体験することができる。
- 昔の人はよく本を読んだ。なぜならば戦後の後進国型の促成栽培教育のなか、教養のうち足りない部分として読んだ。
という感じでした。もっとたくさん色々なことが書かれていますが、吸収し切れませんでした、濃い内容でした。
- 作者: 佐藤優
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/07/20
- メディア: 新書
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