3児パパの記録

書評、ガジェット、サックス、子育て等、日々思う事を書きます

佐藤優著「人間の叡智」を読みました。

3ヶ月くらい前に読んで、手帳に記した読後の感想です。読後、まず思ったことは「作者は超優秀な人物なんだろうなあ」ということ。文章から知識が溢れ出している、染み出ている。お腹いっぱいになります。「平行線は交わる」というリーマン幾何学を例にとったりするあたりは、もう「すごいなあ」と。

いくつかおもしろい話を記録します。

  • 人生のうち、古典を2つ以上読むこと。2つ以上読むことで、物事を立体的、多視点で見ることができるようになる。
  • 小説、物語を読むこと。自分では経験することができない状況を追体験することができる。
  • 昔の人はよく本を読んだ。なぜならば戦後の後進国型の促成栽培教育のなか、教養のうち足りない部分として読んだ。
という感じでした。もっとたくさん色々なことが書かれていますが、吸収し切れませんでした、濃い内容でした。

人間の叡智 (文春新書 869)

人間の叡智 (文春新書 869)