3児パパの記録

書評、ガジェット、サックス、子育て等、日々思う事を書きます

読書

【kindle】お風呂でkindleを使ってみたら、文字がぼやけてしまった

寒くなったので風呂に入って温まろうと思った時、ふとkindleの存在に気がつきました。kindleは防水機能があるから、風呂で本が読めるかも、長風呂できるから温まれる!と思ったのです。ただ、防水機能の性能は信じてませんでした、壊れたら嫌だなとも思って…

【Kindle】使用1ヶ月。コスパ良いKindle Unlimited。しばらくは手放せない感じ。

Amazonのサイバーマンデーで購入したKinlde paper white広告無しモデル。写真はハリーポッターの一部分です、文字がはっきり見えて読みやすいです。バックライトではなくフロントライトなので目も疲れにくい。さて使用して1ヶ月経ちました。購入と同時にKinl…

【書評】藤原和博「45歳の教科書」:複数の名刺を持つことのメリット、チャレンジのコツが書かれてます。

なんと言ってもこの本のトピックスは「複数の名刺を持て」といったところと思っています。長い人生、一つのことだけではなく、ある程度の専門性を持った人生の柱を複数持て、しかも3つ以上と説明しています。Amazonの内容紹介を以下引用します。 大事な折り…

【書評】藤原てい「流れる星は生きている」:極限状態に置かれた日本人と、親の気持ちを考えさせられた。

藤原ていさんの「流れる星は生きている」。読後の放心感がすごかったです。満州から日本への引き揚げを描いた物語、いや、ノンフィクションでした。Amazonの内容紹介を以下引用します。 昭和二十年八月九日、ソ連参戦の夜、満州新京の観象台官舎——。夫と引き…

【書評】原田マハ「異邦人」:美の世界で盛者必衰の理を想う

美しいものに対する審美眼を持つ人がうらやましい。 視覚に訴える美の世界で生きる人たちの話。美意識と人間の醜さといった2面性を考えさせられる小説でした。以下内容をamazonから引用します。 「美」は魔物―。たかむら画廊の青年専務・篁一輝と結婚した有…

【書評】松岡圭祐「ヒトラーの試写室」:妻子を想う気持ちは今も昔も変わらず。

松岡圭祐と言われると、私は「いやあ万能鑑定士Qだっけかな」「表紙がライトノベルっぽいものが多いなあ」といった印象がありました。「ヒトラーの試写室」はその印象を覆します。amazonでの内容紹介を以下引用します。 1937年、22歳の柴田彰は円谷英二の下…

【kindle】Amazonサイバーマンデーの誘惑は強し。kindleを買いました!

Amazonサイバーマンデー。よくもここまで購入欲をくすぐるものだと、感心させられます。ぽちぽちぽちと、、、いろいろ買ってしまいました。完全にAmazonの策略にはまってます、でも満足感は高いので良いです。 買い物の一つ。kindle Paper White Newモデル!…

【書評】有川浩「旅猫リポート」:猫と人間はこんなにも意思疎通するのか、心動かされる温かい話。

つい最近、映画になった旅猫リポート。世界各国で翻訳版も出版されて所謂「売れている本」です。amazonでの紹介を以下引用します。 野良猫のナナは、瀕死の自分を助けてくれたサトルと暮らし始めた。それから五年が経ち、ある事情からサトルはナナを手離すこ…

【書評】伊坂幸太郎「AX」:父親としての想いは職業に寄らず。

最強の殺し屋の仕事ぶりと、仕事から足を洗うべく奔走し、家族や他人との触れ合いから伊坂幸太郎らしい人間観を描く作品でした。amazonでの紹介を以下引用します。 最強の殺し屋は―恐妻家。「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子…

【書評】斎藤孝「新聞力」:新聞を読むだけで人生に影響する。考えることのおもしろさを学ぶ。

斎藤孝さんの本はいつも勉強させられます。amazonでの紹介を以下引用します。 記事を切り取り、書き込み、まとめる。身体ごとで読んで、社会を生き抜くための問題解決型の学力、新聞力を身につけよう。 また、本文中でも「毎日必ず新聞を読み、情報に接する…

【書評】原田マハ「奇跡の人」:献身な教師と盲目生徒の努力に大泣きしました

この本、良いです。内容紹介をamazonから以下引用します。 アメリカ留学帰りの去場安のもとに、伊藤博文から手紙が届いた。「盲目で、耳が聞こえず、口も利けない少女」が青森県弘前の名家にいるという。明治二十年、教育係として招かれた安はその少女、介良…

【電子書籍リーダー】新型を買うかどうか悩みました。

数年前はSonyの電子書籍リーダーを使っていました。その時の過去記事は以下です。 sen-daisuke.hateblo.jp sen-daisuke.hateblo.jp 50冊程度は電子書籍リーダーを使っていました。その後、単身赴任等で家を不在にすることが多くなり、ネットにもパソコンにも…

【今週のお題】本を読んで、自分が何をするのかが大事

今週のお題「読書の秋」 私自身は本が好きで、年100冊程度読んでいます。ブログを書くきっかけも、本を読んで、記録や自ら発信することが大事だろうと思って書いています。 例えばショウペンハウエルの読書について、渡部昇一訳には読書を「グレープフルーツ…

陽気なギャングの言葉は重い。

銀行強盗を働くギャング達の言葉。伊坂作品に登場する人物の言葉は味があります。チャップリンの言葉をいんようして「人生はクローズアップで見ると悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」なんてセリフが普通に出てきます。個性豊かな陽気なギャングたち…

社長になりたいか?と言われると口ごもると思う。

社長になるためには会社を興して社長になるのが一番手っ取り早いです。学校を卒業して新入社員として入社した会社や、転職して入社して、そこから社長に上り詰めることはなかなか難しい。日本に会社はごまんとあって、その数だけ社長はいるけど、それ以外の…

人はなぜ付き合っていけるのか、素朴な疑問。

「感覚の鈍さ、伝えきれない思いがあるから、人は人と付き合っていける」とは福井晴敏さんの「亡国のイージス」に出てくる主人公のセリフです。これ、良いです。かっこいいというか、私の読書記録にビシッと書いた言葉です。 よく鈍感とか、敏感とかい言いま…

お金を稼げる自分であるためには。

3人の子供がいて、将来3人とも大学なんぞ行くことを考えるとですね。老後は大丈夫なのかと心配になってしまうのです。かみさんは子供ができてからは専業主婦で、そのうち働くようです。将来を不安視してもしょうがないとは思うのですが、どうしても心配にな…

土屋鞄のブックカバー

数年前のクリスマスに限定色グリーンのブックカバーを土屋鞄で購入しています。今も公式サイトや店舗で売られていますが、もみの木色のグリーンは売ってないですね、限定色です。使い始めて4年くらいか。毎日使っているので艶が出てとても良い感じなのです。…

読書の休止。

毎日の通勤電車。殺風景な地下鉄の中で、読書は新鮮なイメージを提供してくれます。ところが2週間ほど前から読まなくなりました。 いくつか原因があります。 良い本に巡り会わず、面倒になってしまう。 読書ばかり続くと、音楽に飢える。その結果、音楽の視…

池上彰著「この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」」を読んで。

戦後史を学ぶ機会は意外と少ない。例えば高度成長期、公害問題、外交問題とか。高校生の頃も実は意外と少なくて、近現代と言えば明治維新、関東大震災、太平洋戦争程度だったりする。最近の外交問題も近現代の歴史認識が話題となっています。同著では、知っ…

綾辻行人著「Another」のおもしろさ

ホラーとミステリーが共存する学園物の小説でした。中学校のあるクラスを舞台に、関係者が次々と偶然の死を遂げる。しかも何人も何人も。同著十角館の殺人も、何人も死んだなあ。死の描写はホラー作品としては弱いかもしれないが、ミステリー志向の私として…

ビブリア古書堂の事件手帳を読みました。

古本を題材に取り上げて、登場人物の人間模様を描くストーリー。サクサク読めました。星5つ。主人公の五浦大輔23は活字本を全く読めないが、ビブリア古書堂の店長篠川栞子から本のストーリーを聞いて、本の理解と淡い恋心を抱く。栞子は本以外の話は全く不得…

乾くるみ著「イニシエーション・ラブ」は名作!

名作を読みました。コテコテな恋愛小説と思いきや、読みてを裏切る超本格ミステリーでした。読後後の驚き感は凄まじい。インターネット上の書評では「これは歴としたミステリーだ」とありますが、読んでみると普通の男と歯科助手の女の恋愛小説としか読めな…

ビブリア古書堂の事件手帳を読みました。

古本を題材に取り上げて、登場人物の人間模様を描くストーリー。サクサク読めました。星5つ。主人公の五浦大輔23は活字本を全く読めないが、ビブリア古書堂の店長篠川栞子から本のストーリーを聞いて、本の理解と淡い恋心を抱く。栞子は本以外の話は全く不得…

佐藤優著「読書の技法」での速読術の難しさについて。

表紙には誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門と書かれてますが、とんでもない。「超入門」ではなく「超難しいけど、やってみると必ず知識を得るだろう」というバイブル本だと思います。著者は月平均300冊、多い月は500冊以上も読書する凄腕…

岩崎夏海著「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」は、必読かもしれない。

久しぶりに「おもしろい」と思った本でした、夢中になって読んでしまいました。「もしドラ」という愛称で流行した本書は、野球部の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを参考に、弱小野球部を甲子園出場へ導くという物語で、読んでいて恥ずかしくな…

電子書籍の読み放題は興味薄。

読み放題でコスパよし!電子書籍アプリyomel.jpキャンペーン 今週のお題、電子書籍の読み放題について、私は興味薄いです。私の場合、会社の通勤時、昼休み時に読書するので、月4〜5冊程度の読書量しかなく、読み放題の恩恵は小さいように思うのです。もっと…

池上彰著「伝える力」を読了。伝えるために大事なこと。

池上彰著「伝える力」を読みました。伝えるために必要な技術についてビッシリ書かれていて、たくさんハイライト(電子書籍なので、文章に蛍光ペンで線を引くことをハイライトと言います)しました。いくつか列挙します。「伝える」ために大事なこと。それは…

佐藤優著「人間の叡智」を読みました。

3ヶ月くらい前に読んで、手帳に記した読後の感想です。読後、まず思ったことは「作者は超優秀な人物なんだろうなあ」ということ。文章から知識が溢れ出している、染み出ている。お腹いっぱいになります。「平行線は交わる」というリーマン幾何学を例にとった…

伊坂幸太郎著「死神の精度」を読みました。

毎回思うことですが、伊坂作品は明言が多数出てくるので、いつも「おお〜」と思ってしまうのです。伏線回収も見事ですし。サクサク読めてしまう。完全にファンになってしまいました。「死神の精度」は主役と言える死神を中心に、人間の死をテーマとして人間…